たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学
3時間スペシャル(12/20放送分)
名医のセカンドオピニオンスペシャル第4弾!
特集の2つめは『
頻尿対策』についてです。
頻尿のあなたには
いやな季節になってきましたね。
私もその気があるので、なんとも外出がおっくうに
なってきています。
なのでたけしのみんなの家庭の医学でも放送
しておりましたので、改めてまとめてみました。
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■頻尿の種類
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頻尿の原因は、医学的用語で言いますと3つに分かれます。
①「
過活動膀胱(かかつどうぼうこう、OAB)」
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過活動膀胱(OAB)は、膀胱が意思とは関係なく勝手に収縮し、
結果的に頻尿や尿もれを引き起こす病気です。
※過活動膀胱(OAB)自体は比較的新しい病名です。
私が心配なのは、尿の頻度・量だけによらず
下記の疾患を併発する可能性があるということです。
(病気と病気は繋がっているんですね・・・)
・脳梗塞・脳出血
・脳腫瘍
・骨髄損傷
・パーキンソン病
・前立腺肥大症
②「
膀胱炎」
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膀胱炎は
細菌感染で起こります。
細菌が抵抗力のなくなった体へ尿道から入ってきます。
③「間質性膀胱炎」
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間質性膀胱炎は、
特に女性がかかる病気で、
症状としては頻尿が見られます。
■頻尿対策
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※頻尿の要因について
主に過活動膀胱の要因になりますが、やはり現在社会の病気は
生活習慣か神経からくるものが多いとされていますが、
頻尿もまた神経的要素が強いです。
神経のトラブルで起こる「神経因性」のものと、
それ以外の原因で起こる「非神経因性」の2つに分かれます。
◎<治療方法や意識の上で心がけること>
①「行動療法」
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家庭で自分でできる治療法になります。
●排尿日記をつける
⇒トイレに行った時刻、尿量、摂取水分量などを記録しておきます。
主治医に確認してもらうことも有効です。
●膀胱訓練をする
⇒トイレに行きたくても少し我慢して、排尿間隔をあけるようにします。
訓練を続けるにしたがい、我慢できる時間が延ばしていきます。
(無理せず自分なりの間隔を作るようにしてください)
②薬の服用
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抗コリン薬によって、神経を通じて膀胱の筋肉へ伝達される
伸縮の指令を防御して、膀胱収縮をある程度抑制させる治療です。
③体質改善
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過活動膀胱(OAB)には、以下の人がなりやすいとされています。
▽太っている人(メタボ)
▽便秘の人(不定期な便、宿便のある人)
▽水分摂取が多い人(1日2リットル以上)、または少ない人
▽ストレスを感じやすい人
▽慢性的運動不足の人
もしあてはまる項目があれば、改善するように努めましょう。
④医師の診断
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排尿トラブルには過活動膀胱(OAB)の蓄尿症状
(回数が増える、我慢できない、もらす)以外にも、
別の症状もあります。
▽排尿症状(出ない・出にくい、勢いが弱い)
▽排尿後症状(残る・残った気がする、切れが悪い)
以上のようにまとめてみました。
自分では判断せず、必ず誰かに症状を伝えるか
主治医に相談してください。
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